本稿は院長が学会発表・寄稿した原稿の再録です。統計値や制度の記述には執筆当時のものが含まれます。 The Effect and Limitation of Naikan Therapy for Perpetrators …

「子どもの頃のことは、もう終わったこと」。そう言い聞かせて生きてきた方は、少なくありません。それなのに、気づけば身体がこわばり、人を信じるのが怖い。過去は過ぎたはずなのに、なぜ今もつらいのでしょうか。 発達性トラウマ障害…

「最近、職場に行こうとすると涙が出る」「眠れない日が続いている」。生活の中で大きな変化やストレスが重なったあと、こころと体に不調が現れることがあります。これは決して気のせいや甘えではなく、適応反応症(適応障害)という、医…

「人前に立つと声や手が震えてしまう」「視線が気になって食事ができない」。こうしたつらさが毎日の生活や仕事、学校に大きく影響しているなら、それは単なる「内気な性格」や「人見知り」ではないかもしれません。他者から見られる場面…

毎月、月経の前になると「自分が自分でなくなってしまう」ように感じる。そんな重い気分の波に、毎月悩まされてはいないでしょうか。月経前不快気分障害は、月経前の一時期に強い気分の落ち込みや怒り、不安があらわれる状態です。症状は…