鏡を見るたびに同じ場所が気になってしまう。写真うつりが嫌で SNS に自分の顔を出せない。もう少し目が大きかったら、顔が小さかったら、鼻がまっすぐだったら。そんな思いが頭から離れず、外出の支度に何時間もかかってしまう。「…

「怖いのに、家から出られない」「殴られても、自分が悪かったのかもしれないと思ってしまう」。DV(配偶者・パートナー暴力)の被害を受けている方に、たびたび聞かれる言葉です。殴る・蹴るといった身体への暴力だけでなく、怒鳴る、…

「気がついたら時間が飛んでいた」「自分を外から眺めているようだ」「景色に厚い膜がかかって現実感がない」。こうした体験は、解離と呼ばれる心身の反応として起こることがあります。 解離とは、ふだんは一つにまとまっている意識・記…

「子どもの頃のことが、いまの生きづらさに影響している気がする」。そう感じている方は少なくありません。幼少期の逆境体験とは、子ども時代に長く、あるいは強くさらされるつらい出来事をまとめて捉える考え方です。たとえば虐待、ネグ…

複雑性PTSDは、長いあいだ逃げ場の少ない強いストレスやトラウマにさらされたあとにみられる、こころの不調のひとつです。単に「つらい出来事を思い出して苦しい」だけではなく、感情の調整が難しい、自分をひどく責めてしまう、人と…