統合失調症ってなに?
家族のようすが、前とちがう。ひとりごとがふえた。へやにこもる。そんな変化に、とまどっていませんか。
統合失調症は、脳のはたらきに変化がおきる病気です。聞こえないはずの声がきこえたり、考えがまとまりにくくなったりします。
「こころが弱いから」だと思っていませんか。そうではありません。脳の中のドーパミンという物質のバランスのくずれが関係する、脳の病気です。
100人に1人くらいがかかるとされています。めずらしい病気ではありません。お薬と継続的なサポートで、多くの方が回復をめざせます。生活がつらくなったら、早めに相談してください。
こんなことはありませんか?
つぎのようなことが、つづいていませんか。
- まわりの人に見はられている気がする
- だれもいないのに声がきこえる
- 考えがうまくまとまらない
- やる気がおきず、なにもしたくない
- 人と会うのがおっくうになった
- 身だしなみに気をつかえなくなった
- 集中力がつづかなくなった
つらい気もちがつづいている方へ:すぐに相談できるところがあります。
いのちの電話: 0120-783-556(毎日16時〜21時、毎月10日は8時〜翌8時)
よりそいホットライン: 0120-279-338(24時間)
※このリストは診断ではありません。気になるときはご相談ください。
どうして起こるの?
だれかのせいで起こる病気なのでしょうか。ちがいます。統合失調症は、いくつかのことが重なって発症します。
脳の神経伝達物質の変化:脳の中のドーパミンが多すぎると、幻覚や妄想などの症状が出やすくなります。前頭前野のはたらきが弱まると、意欲の低下や集中力の低下につながります。
遺伝やストレス:遺伝的な体質に、強いストレスや生活環境の変化が加わることで発症しやすくなります。ねむりの不足や社会的な孤立もリスクを高めます。
あなたのせいではありません。統合失調症は脳の機能的な変化とストレスが重なって起こる病気です。適切な治療で改善が期待できます。
どうやってよくなるの?
「治るの?」と不安になるかもしれません。統合失調症には、治療の方法があります。お薬と生活のサポートを組み合わせます。
- お薬で脳のバランスを整える
抗精神病薬というお薬で、ドーパミンのはたらきを調整します。幻覚や妄想がおさまっていきます。副作用が少ないお薬を選び、あなたに合う量を調整します。 - 生活リズムを整え、できることを増やす
規則正しいねむりと食事、かるい運動が回復を助けます。少しずつ、自分のペースで生活をとりもどしていきます。 - お薬をつづけて再発をふせぐ
「よくなったら、やめていいの?」と思うかもしれません。自分でやめると、再発しやすくなります。主治医と相談しながら、安定した生活を長くつづけることが目標です。
WHOによると、適切な治療を受けた方の約3人に1人が完全に回復するとされています。
銀座泰明クリニックの治療
銀座駅近くの心療内科・精神科で、専門医が診察します。当院の医師は全員が精神保健指定医・精神科専門医です。まずはお困りのことをお聞かせください。
夜21時まで、土日も診療しています。お仕事帰りや休日にも通院いただけます。
保険診療で受診できます。初診は約2,500〜3,000円、再診は約1,500円が目安です(3割負担の場合)。自立支援医療制度を利用すると、自己負担が1割に軽減されます。
監修医師: 茅野 分(銀座泰明クリニック院長 / 精神保健指定医・精神科専門医)


