心身症ってなに?
心身症は、ストレスが原因で頭痛・おなかの不調・動悸・めまいなどの身体症状がつづく状態です。内科の治療だけでよくならないときは、心療内科に相談してください。からだの治療と心のケアを組み合わせると、多くの方が楽になります。
脳がストレスを感じると、自律神経やホルモンのバランスがくずれ、からだのあちこちに不調が出ます。検査では「異常なし」と言われることが多いですが、「気のせい」ではありません。
内科を受診する方の約30〜40%に、心理的な要因がかかわっているとされています。心とからだの両方をケアすることで、よくなっていくことが期待できます。
こんなことはありませんか?
- 頭痛や肩こりがずっと続いている
- おなかの調子が悪い日が多い
- 病院で検査しても「異常なし」と言われた
- 仕事や人間関係がつらいと症状がひどくなる
- 休みの日は調子がいい
- 動悸や息苦しさを感じることがある
- 原因がわからない痛みが続いている
※このリストは診断ではありません。気になるときはご相談ください。
どうして起こるの?
心身症は、ストレスが自律神経・ホルモン・免疫のしくみを通じて、からだに影響をおよぼすことで起こります。
ストレスとからだのつながり — 脳がストレスを感じると、ストレスホルモン(コルチゾール)が出すぎて、筋肉の緊張(頭痛・肩こり)、おなかの不調(下痢・便秘)、動悸などが起こります。脳とおなかは自律神経で密接につながっています(脳腸相関)。
ストレスに気づきにくい方 — 真面目で責任感がつよく、自分のストレスに気づきにくい方は、からだに症状が出やすいとされています。
あなたのせいではありません。心身症は医学的にみとめられた状態であり、「がまん不足」ではありません。
どうやってよくなるの?
心身症の治療は、からだと心の両方からアプローチします。
- からだの症状をやわらげる
頭痛には鎮痛薬、おなかの不調には整腸剤など、まずつらい症状を楽にします。不安がつよいときは、少量のお薬で調整することもあります。 - ストレスとのつながりに気づく
どんなときに症状が出るか、いっしょにふりかえります。自分では気づきにくいストレスが見つかることがあります。 - ストレスとのつきあい方を身につける
呼吸法、マインドフルネス、かるい運動など、自分に合ったリラックス法を見つけます。規則正しい生活リズムも大切です。
からだの治療だけでなく、心理的な背景にも取り組むことで、症状が改善していく方が多くいらっしゃいます。
銀座泰明クリニックの治療
銀座駅近くの心療内科・精神科で、専門医が診察します。当院の医師は全員が精神保健指定医・精神科専門医です。まずはお困りのことをお聞かせください。
夜21時まで、土日も診療しています。お仕事帰りや休日にも通院いただけます。
保険診療で受診できます。初診は約2,500〜3,000円、再診は約1,500円が目安です(3割負担の場合)。自立支援医療制度を利用すると、自己負担が1割に軽減されます。
監修医師: 茅野 分(銀座泰明クリニック院長 / 精神保健指定医・精神科専門医)


