不安症(不安障害)ってなに?
不安障害は、不安が強くなりすぎて生活がしづらくなる病気です。ドキドキしたり、ねむれなくなったり、からだにも症状が出ます。生活がつらいときは早めに相談してください。お薬と心理療法を組み合わせると、多くの方が楽になります。
脳の「きけんを知らせるしくみ」(扁桃体)がはたらきすぎている状態です。実際にはきけんでない場面でも、脳が「あぶない!」と反応してしまいます。
不安障害はとても多い病気です。日本でも大人の約5〜8%が経験しているとされています。だれにでも起こりうる身近な不調です。
こんなことはありませんか?
2週間以上つづいていたら、相談してみてください。
- いつも何かが気になって落ちつかない
- 「悪いことが起きそう」と考えてしまう
- 胸がドキドキする、息がくるしい
- 手がふるえる、汗がでる
- 人前にでるのがこわい
- こわい場所をさけるようになった
- 夜ねむれない
「消えてしまいたい」と思うことがある方へ:すぐに相談できるところがあります。
いのちの電話: 0120-783-556(毎日16時〜21時、毎月10日は8時〜翌8時)
よりそいホットライン: 0120-279-338(24時間)
※このリストは診断ではありません。気になるときはご相談ください。
どうして起こるの?
不安障害は、ひとつの原因で起こるのではなく、いくつかのことが重なって発症します。
脳の警報装置の過敏化 — 脳の中で「きけん」を察知する扁桃体が過敏になっています。理性でおさえる前頭前野のはたらきが弱まるため、不安がコントロールしにくくなります。
ストレスや環境の変化 — 仕事のプレッシャー、人間関係のなやみ、生活の変化などが引き金になることがあります。ねむりの不足やカフェインのとりすぎも不安を強めます。
あなたのせいではありません。不安障害は「気のもちよう」ではなく、脳のはたらきの変化による不調です。
どうやってよくなるの?
不安障害の治療は、おもに3つの方法を組み合わせます。
- お薬で不安をやわらげる
セロトニンのはたらきを高めるお薬(SSRI)が中心です。効果を感じるまでに2〜4週間かかることがありますが、あせらず続けることが大切です。 - 不安とのつきあい方を学ぶ
「絶対に失敗する」といった考え方のくせを見直します。こわかった場面に少しずつなれていく練習も効果があります。 - 生活リズムを整える
規則正しいねむり、かるい運動、カフェインをひかえることが回復を助けます。
治療を受けた方の多くが、症状の改善を実感されています。
銀座泰明クリニックの治療
銀座駅近くの心療内科・精神科で、専門医が診察します。当院の医師は全員が精神保健指定医・精神科専門医です。まずはお困りのことをお聞かせください。
夜21時まで、土日も診療しています。お仕事帰りや休日にも通院いただけます。
保険診療で受診できます。初診は約2,500〜3,000円、再診は約1,500円が目安です(3割負担の場合)。自立支援医療制度を利用すると、自己負担が1割に軽減されます。
監修医師: 茅野 分(銀座泰明クリニック院長 / 精神保健指定医・精神科専門医)


