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東京・銀座の心療内科・精神科・メンタルクリニック

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気分症群 (6A6-6A8)

躁うつ病の治療目標とは

人生における心がけ
「寛解」服薬継続しつつも、おおむね症状消失している状態が継続していることです。
 「治癒」「完治」「根治」といった無理を求めず、病気と上手に付き合う気持ちで生きましょう。
 「一病息災」という言葉もありますからね。
・「躁状態」では、周囲への迷惑を最小限に止めましょう。
 「鬱状態」では、自殺に至らない程度に、苦痛を緩和しましょう。
  少なくとも日本社会では、「軽鬱状態」が長い目で見ると社会適応が良いと言われています。
・「低目安定」「一歩、下がる、状況から距離を置く、自分を客観視する」
 「出る杭は打たれる、能ある鷹は爪を隠す、大智は愚の如し、深い河は静かに流れる」など

ライフスタイル
・眠るためだけに床につくこと。眠る前の短時間の読書はよいかもしれないが、ベッドの中での勉強、TV、スマートフォン、摂食は避けましょう。
・ 夕食は控えめにしましょう。
・アルコール、チョコレート、コーヒーなどの摂取は刺激になるため避けましょう。
・ タバコも刺激物なので避けましょう。もし吸うとしても、就寝前の 30 分間は避けましょう。
・ ディスプレイの光が刺激になるので、就寝前の30 分間は、パソコン、スマートフォン、TV は避けましょう。
・就寝前の言い争いは止めましょう。
・不規則なスケジュールの勤務を避けましょう。必要があれば診断書を提出して、夜勤を制限してもらいましょう。

ストレスコーピング
客観的な見方を心がけましょう⇔心配事を過大評価する傾向があります。物事を客観的にみないと、過度に心配して、疲れ果ててしまいます。例えば、試験や仕事で失敗したからといって、人生が終わるわけではありませんね。
リラクセーション:毎日行えるリラクセーション法を身に付けましょう。筋弛緩法や自律訓練法が有名です。
深呼吸散歩はストレス緩和に有効です。

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