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精神医学

抗精神病薬の歴史

精神病(主に統合失調症)は、特に中脳辺縁系のドーパミン活動が過剰であることが陽性症状(幻覚・妄想)に関係していると考えられています。このため、定型・第一世代・抗精神病薬はドーパミンD2受容体を遮断することにより、陽性症状(幻覚・妄想)の消退に努めました。しかし、副作用として錐体外路症状・パーキンソン症状(振戦・無動・筋強剛)、高プロラクチン血症(乳汁分泌・無月経)、陰性症状(無為・自閉)などを生じました。

そこで1980年以降、副作用の軽減のため、非定型・第二世代・抗精神病薬が登場しました。これはドーパミンD2受容体の遮断のみでなく、セロトニン5-HT2A受容体の遮断もあり、不安焦燥を緩和したり、陰性症状(無為・自閉)を改善したりする作用も期待されています。

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