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精神医学

脳腸・腸脳・相関

機能性消化管障害の有病率40%!と報告されています。機能性胃腸症2.4%、過敏性腸症候群2.2%、機能性便秘症16.6%、機能性下痢症5.2%、機能性腹部膨満1.2%ほかです。および機能性と器質性は別の疾患と考えられていましが、両者は連続性・重複性を伴うことも次第に明らかになっています。詳しくは下記に説明しましょう。

大幸薬品(正露丸)より

脳と腸とは密接な相互作用を生じていることが昨今、注目されています。脳が腸へ及ぼす影響を「脳腸相関」(図1)、腸が脳へ及ぼす影響を「腸脳相関」(図2)と呼称します。

脳腸相関;ストレス→視床下部・室傍核;CRF. Corticotropin-Releasing Factor 副腎皮質刺激ホルモン刺激因子→背側運動性核→上部・消化管(胃・十二指腸);抑制(機能性胃腸症)、CRF→下部・消化管(結腸);亢進(過敏性腸症候群)

腸脳相関;消化管内腔・粘膜細胞・刺激→迷走神経・下神経節→脊髄・後根神経節→視床→皮質;内臓知覚不安・うつ

急性腸炎後3割に感染性腸炎後・過敏性腸症候群が生じます。これは通常の炎症より軽微な炎症でも起きます。この一因として、腸内細菌→内在性知覚ニューロン→視床→皮質も想定されています。

このため、治療は脳と腸の双方に働きかけることが必要です。現在認可されている薬物として、不安うつにはSSRI、胃腸過敏には整腸剤(乳酸菌、酪酸菌、糖化菌)が有効です。前提として、規則正しい生活(早寝早起き)、健康的な食生活(低脂肪・高蛋白など)が重要なことは言うまでもありません。

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