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精神医学

依存症 Addiction. Dependency

嗜好 Preference. Habit > 依存 Addiction. Dendence > 依存症 Dependency

依存症とは
「精神作用物質の摂取や、ある種の快楽を伴う行為を繰り返し行った結果、その刺激を求める『耐え難い欲求』を生じ、その刺激を求める行為が優勢となり、その刺激がないと『不快な精神・身体症状』を生じる、精神・身体・行動の症状」 WHO改変
「低い自己肯定感、自信喪失、人間不信、見捨てられ不安、孤独感・孤立感など不全感から、辛い気持をまぎらわすための行為」 斎藤改変
「『心理的な苦痛』が依存症の中心問題であり、物質や行動が癒しをもたらすため、それらに頼らざるを得ない『自己治療仮説』」 松本改変
「『孤独感や無力感』による『生きづらさ』から、『人間不信』に陥っている時に生じやすい、そして他者との『親密性』を回避し、物質や行為に依存することで感情制御する、いわゆる『孤独の病』」 小林改変

脳内報酬系;Dopamine 神経回路
中脳;腹側被蓋野(VTA. Ventral Tegmental Area)活性化
腹側被蓋野→側坐核
     報酬を得た誘因となる行動が強化される
腹側被蓋野→前頭前野
     行動とβ- Endorphin(脳内麻薬)の放出が記憶される

脳内にてDopamineを放出する細胞からなる神経回路、運動、動機づけ、他者からの承認欲求などに関わる、しかし、依存症は依存物質・行動のの多幸感・陶酔感を忘れられず、依存物質の摂取、依存行動の反復を生じてしまう

L-Phenylalanine → L-Tyrosine → L-Dopa → Dopamine → Nor-Adrenaline → Adrenaline

「共依存とは、特定他者の言動に左右され、『自分は相手の言動を制御しなければならない』という観念にとらわれていること」具体的な行動として、他者支配、境界欠如(Lack of Boundary )、自己中心性、自己喪失、低い自己肯定感、否認などが認められます。

心理的要因として、幼少期より依存症者との間で、自己犠牲的に奉仕してきたことが挙げられます、それは一見、献身的、社会的な行為のように受け取られますが、実は、背景に他者支配が少なからず認められ、自己中心性も認められるのです。

共依存症者の多くは「機能不全家族」で育った過去を持っています、様々な要因から養育者より必要十分な関心や愛情を受けられなかったため、不安・不信・孤独・孤立などの感情をぬぐえません、そのため思春期以降、低い自己肯定感を代償するため、他者へ過剰に献身的な言動を行ったり、集団や組織に過剰に適応したりという不安定な行動が見受けられます。

共依存から回復するためには、他者ではなく、自分自身に関心を向け(内省・内観)、生い立ちを振り返り、「あるがまま」の自分・人生を受け容れることです、そのためには、個人・集団心理療法が有効です。

自分を犠牲にし、相手を助けたり、世話をしたりする。
□ 相手の行動・認知・感情、状態・結果などを変えようとコントロール(支配)する。
□ 問題・危険を生じている人間関係に巻き込まれることが多い。
依存心が強く、一人でやっていく自信なく、見捨てられ不安を覚えやすい。
ある特定の人物のことで頭が一杯になる。
□ 自分の問題は大したことはないと思ったり、嫌なことは見て見ぬ振りをしたり、表面上は何でもないかのように振る舞う。
□ 相手とのバウンダリー(境界線)がはっきりしない。相手が落ち込んでいると自分も落ち込む。他人の問題にのめり込んだり、相手からの精神的・身体的・性的な侵入を許してしまったりする。
罪悪感に襲われやすく、相手の問題は自分の問題と思い込みやすい。
過去の人間関係の誤りから学ばず、同じ間違いを繰り返す。
被害者意識にとらわれ、自分は犠牲者と思い、弱弱しくなる。
□ 自分の周囲に原因があるのに、波風を立てないよう、問題を明らかにしない。
□ 相手から離れず、「しがみつく」ことを、「愛情」と誤解している。
「こうあるべき」という通念、「こうなるはず」という空想にとらわれている。
□ 相手の気持を敏感に察し、先へ先へと考えたり、心配したりする。
“No”と言えず、なんでもかんでも引き受け、疲れたり、恨んだりする。
責任感が強過ぎ、なんでもがむしゃらにやりこなす。

「より良い生き方」プログラム
月曜ナイトケア;19:00頃-20:00迄
社会適応・改善(不適応・過剰適応からの)を目的とした「集団精神療法(認知行動療法・森田療法・内観療法など)」 疾患にとらわれず「生きづらさ」を感じてこられた方々と「より良い生き方」を模索するプログラムです。
治療の流れ
1. 心理教育(事前・個別)。
2. 集団精神療法;自助グループにならい、「言い放し・聞き放し」を原則、支持は歓迎、批判は厳禁。
3. 洞察(気づき)を深め、行動化言語化文字化していきましょう。
4. 通常のデイケアと同様、自分史・取説(家族歴・生活歴・現病歴・再燃予防策)を書きましょう。
5. お世話いただいた方々へ感謝、ご迷惑をおかけした方々へ謝罪のお手紙を書きましょう。
6. 新人・後輩が入ってきたら、積極的に援助しましょう、他者を助けることにより、自分が助けられます。

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