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Q&A

「カサンドラ症候群」とは

最近「カサンドラ症候群」を訴え、受診される女性が増えてきました。「カサンドラ症候群」とは以前ご紹介しました「自閉症スペクトラム障害」の主に夫との関係に悩むコミュニケーション夫婦関係が円滑にいかないため、いわゆる「適応障害」に陥ることです。症状としては、「不眠・不安・抑うつ、頭痛・肩こり・腰痛、ほか様々な自律神経失調症状」などに悩まされます。

なお「カサンドラ」とはギリシア神話に登場するトロイの王女。当初は太陽神「アポロン」に寵愛されたものの、アポロンから授けられた予知能力により、いずれ愛されなくなると思い、自ら愛を拒んだことから、アポロンの怒りを買い、「誰からも理解されない」という呪いをかけらてしまったエピソードによります。

さて、は無自覚で、自分の世界に没入し、妻との夫婦生活を楽しもうとしません。そして、妻から責められると「逆切れ」したり、一方的に「論破」したりして、妻はますます絶望的になってしまうそうです。そもそも「自閉症スペクトラム障害」は少なくとも男性が女性の3-4倍以上の割合と言われており、イギリスの心理学者サイモン・バロン=コーエン. Simon Baron-Cohenらは、この障害を「超男性脳」、「過度な論理性の重視」によると考えています。反対に、女性は「女性脳」「情緒的」であるため、齟齬が生じる訳です。

解決策は、感情的な対立を避け、まずは冷却期間を設ける。場合によっては、しばらく別居してお互いの気持や立場を見つめ直す。それから、夫は自分の障害について理解し、妻の気持も思いやる、妻は夫の障害を理解し、自分の気持を穏やかに伝えることを少しずつ進めていくことです。しかし、一旦、疎遠になった夫婦が関係を再構築していくのは容易ではありません。その際は夫婦カウンセリングなど、第三者・専門家の援助を得ながら、歩み寄りしていくのも一つの手段でしょう。どうぞご検討くださいませ。

銀座泰明クリニック

〒104-0061 東京都中央区銀座5-1-15-5階

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